『日陰の戦士―さらば魔法王国―』【ファンタジー 現代戦記】

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小説情報

作者:おこばち妙見

文字数:702,143文字(完結済)

未書籍化

エイプル王国の王女によって、剣と魔法の世界に突如召喚された地球人、栗須譲二(ジョージ)。
彼は中世レベルの異世界で地球の知識を活かし、様々な改革を成し遂げていく。
その発明は多岐に及び、電気を作り、機関銃を作り、文化芸術をも大きく推し進めた。
中世末期から近世レベルの世界を、二十世紀初頭レベルにまで押し上げたのである。
ジョージはその功績を認められ、王女と結ばれ王になった。

しかし、二十六年後。
ジョージは暗殺され、それをきっかけに全世界を巻き込んだ大戦争へと発展していく。
機関銃、戦車、毒ガス。
科学を応用した新兵器が投入され、塹壕で繰り広げられる総力戦は、四年にわたって続く事になる。
それは、兵士の命を薪のごとくくべる凄惨なものだった。
戦車によって壊滅した部隊から転属されられた平民の兵士、ビンセント一等兵は、ある日不可解な任務に投入される。
そこで出会ったのはクーデターで城を追われた、譲二の娘にして当代の王女だった。
彼女を守る女騎士見習いとともに、王女を助けるための旅が始まる。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884157015

感想

車とか飛行機とかが出てくるのでファンタジーっぽさはそれほどでも。
魔法はあります。

王女サラが転移者の娘ということなので、異世界転移要素も多少あり。

『群像劇』タグが入ってますが群像劇ではないと思います?

物語は、イザベラ(と親友の筋肉)のおかげで全体的にはコミカルな感じで進行。
とはいえ、あまり軽くなりすぎずにいいバランスだと思います。

見どころは う〇こ・ち〇こ等の下ネタを連呼するイザベラ(メインヒロイン)と筋肉。

 

まとめ

うざくない程度のなろうっぽさがあって読みやすいです。
気分転換したいときにおすすめ。

個人的おすすめ作品ベスト3

何度も休憩をはさみつつ、丸一日と少し経った頃合いである。

「イザベラー。適当に歩いてるだけじゃないのかー」

「……ビンセント、まさか貴様、道に迷ったのではあるまいな! だったらそう言わないと、全員が危険に晒されるのだぞ!」

「えっ? 俺ですか?」

 ビンセントは最後尾を歩いていたはずである。

「当然だ! 一番経験の豊富な者が最後尾に着くのだぞ。一体部隊で何を訓練してきたのだ! 貴様それでも王国兵士か!」

 なお、ビンセントは入隊後の最初の二週間しか訓練を受けていない。あとはひたすら塹壕掘りである。雲の形から数時間後の天候を読めても、廃鉱の探索など全くの未経験であった。

「まーたブルースのせいにするー。で、実際どうなんだー? イザベラー」

「いえその、確かに火が揺れているので、その、出口はあの、なんというかビンセントが何も言わないから、その、ええと、これは……」

 イザベラから徐々に表情が消えていく。様子がおかしい。嫌な予感がする。イザベラはビンセントを睨みつけると、絞り出すように呟く。

「……くっ……殺せ!」

「はぁ?」


https://kakuyomu.jp/works/1177354054884157015/episodes/1177354054884205379

2018-10-27

Posted by aki